ボランティア体験講座の様子をお届け!【後編】
ボランティア体験講座の様子を引き続きお届けします。後編です!
8月7日から21日にかけて【ガイドボランティア体験】【炊き出し体験】【レクリエーション体験】を開催しました。
【ガイドボランティア体験 8月7日】
ガイドボランティアほたるが体験を実施しました。ガイドとは、視力に障がいを抱える方を手引きすることです。初めに視力に障がいを抱える方から日常生活についてお話しがありました。服に当てるとその色を教えてくれる機械や録音機器、パソコン等さまざまな道具を活用して人の手を借りなくても生活できる工夫をしています。ガイドの体験では、エレベーターに乗ってみたり、外を歩きました。普段何気なく通っているような道でも、視力に障がいを抱えていると一転して真っ暗な世界に。そんな時に手を引き、導いてくれる方がいることは心強いですね。


【炊き出し体験 8月19日】
岩見沢市赤十字奉仕団が炊き出し体験を行いました。当日はあいにくの雨模様で急遽室内での実施としました。4つのグループに分かれ、各グループがケチャップライス、温野菜、ミートローフ、ホットケーキを担当します。ハイゼックスやアイラップを活用しながら協力し作成し、誰も怪我することなく終えることができました。最後は全員で机を囲み、食事を行いました。とても美味しかったです。災害時にも役立つ経験ができました。


【レクリエーション体験 8月21日】
普段デイサービス等でレクリエーションを提供するボランティアサークルひとみの会が赤いエプロンを身にまとい講座を開催しました。歌を歌い、手遊びや言葉遊び、なぞなぞに大型紙芝居、道具を使ったゲームを行いました。どれもとても工夫をされており、使う道具は手作りのものも多く、大型紙芝居も手書きです。参加者を楽しませる工夫がさまざまな場面であり、笑顔が多く見られました。


今年度は暑い中ではありましたが、多くの方に足を運んでいただき様々な種類の体験に参加していただきました。
参加いただいた皆様、実施にご協力いただいた皆様ありがとうございました。
地域福祉課 ひろしま
投稿日:2025年09月01日
ボランティア体験講座の様子をお届け!【前編】
令和7年7月29日から8月21日にかけて、ボランティア体験講座を開催しました!その様子を前編・後編に分けてお伝えします!
ボランティア体験講座では7つの講座を開催し、岩見沢市を拠点として活動するボランティア団体が普段行っているボランティアを参加者の皆さんに体験して頂きました。参加者は延べ40名となりました
7月29日から8月5日までに【ふまねっと運動体験】【手話体験】【車いす・高齢者疑似体験】【地域避難所設置・運営体験】を開催しました。
【ふまねっと運動体験 7月29日】
ふまねっと運動体験では、ふまねっと岩見沢「円」(まどか)のみなさんによるネットを使ったステップを踏む運動び体験が行われました。音楽に合わせて前へ斜めへ右左とネットを踏まないようにステップを踏みます。始めは簡単でしたが、進みにつれて難しくなります。ただ、間違えてもなぜか笑いが起きてしまうのがふまねっと運動です。そして、ゴールではハイタッチ!とても和やかな雰囲気で終えました。


【手話体験 7月31日】
手話体験では、手話サークル「エプロン」が手話の体験を行いました。はじめに聴覚に障がいを抱える方の生活や困り事について説明し、その後体験を行いました。体験では、「おはよう」「こんにちは」等の単語の他、自身の名前の手話表現、手話歌を歌い、目で見る言葉でたくさん交流することができました。


【車いす・高齢者疑似体験 8月1日】
岩見沢市ボランティアセンターで車いす・高齢者疑似体験を実施しました。親を乗せて車いすを押した経験はあるけれど、乗ったことはない方がほとんどでないでしょうか。体験では、車いすで実際にエレベーターに乗ったり、スロープを降りてみました。また、高齢者疑似体験では、白内障や視野狭窄、関節の曲がりにくさを体験しました。関節の曲がりにくさに将来の不安を感じつつも、いつもと違う景色に新たな発見もあり、楽しく学びました。

【地域避難所設置・運営体験】
北海道災害支援ボランティアteam Northが災害時の避難所生活の体験を提供しました。避難所設置の一つの過程として、ダンボールベッドの組み立てを体験しました。1人1つベッドとパーテーションの組み立てを行い、寝る環境を確保することの大変さを学びました。その他、簡易トイレやテント用のトイレを組み立てて、座ってみるなど実践的な体験をすることができました。

伝えきれないので後編へ続きます!
地域福祉課 ひろしま
投稿日:2025年09月01日
ボランティア活動者交流会を開催しました
令和7年7月11日(金)にボランティア活動者交流会を開催しました。
当日は、19団体63名の方に参加していただきました

この交流会は、ボランティア活動者の中から選出された一般部会員が企画・運営を行います。
今年は、ボランティア活動紹介と笑いヨガの体験です。
ボランティア活動紹介では、岩見沢さつきの会に活動を紹介していただきました。

岩見沢さつきの会は視覚に障がいを抱える方達を対象に市広報や書籍などの文字を声で伝える音訳ボランティアを行っています。読み上げたものは視覚に障がいを抱える方の手元にCDとして渡ります。
その後、江別で笑いヨガ活動をする笑舎の堀木様をお招きし、笑いヨガの体験を行いました。

笑うことで健康増進に繋がるとされるとされる笑いヨガを体験できたらと一般部会員が願い、企画しました。
笑顔を引き出すヨガ体験により、参加者からも多くの笑顔が見られました。


【社協 中田会長も最前列で参加(中央)】
帰る際には、毎年恒例参加賞のパンが配布され無事に交流会を終えることができました。
多くの方にご参加いただきました。ありがとうございました。

地域福祉課 ひろしま
投稿日:2025年07月15日
知ってみよう!精神保健を学べる講座を開催しました
7月2日(水)・3日(木)の2日間で知ってみよう!精神保健を学べる講座を開催しました
この講座は精神に障がいを抱える方が豊かな生活を送ることができるように精神障がいへの理解を深め、地域との橋渡し役として良き理解者を増やすことを目的に開催し、27名に参加いただきました。

1日目には、美唄すずらんクリニック 副院長 福場先生をお招きし、家族や支援者等の立場からの障がい当事者との接し方や精神疾患の診断基準は時代によって変化していくこと等、「基本の基本を知ろう。そもそも心の病気とは何?心の治療とは何?」と題し、参加いただいた皆さんに問いかける形で講話をしていただきました。

2日目には、南空知地域生活支援センター元井センター長と障がい当事者のピアサポーターにお越しいただきました。元井センター長からは、南空知地域生活支援センターの役割や当事者との関わりについて、ピアサポーターからは、当事者としての体験談や参加者に向けたメッセージ等を話していただきました。

この他、「精神科作業療法とは」「当事者を支える家族について」「精神保健ボランティアサークル友(YOU)活動者の体験談」といったプログラムを実施しました。

2日間を振り返ると、精神科医、作業療法士、当事者や家族、ボランティアと多くの方にお話をいただきました。そこに共通していたのは、「1人ではない」というメッセージだったかと思います。この2日間の講座が少しでもみなさんの理解へつながったら嬉しいです。

地域福祉課ひろしま
投稿日:2025年07月09日
点訳ボランティア講座を開催しました
6月11・18日の2日間で点訳ボランティア講座を開催しました!
8名の方にご参加していただきました。
そもそも点訳とは、視力に障がいのある方々が点字で情報を得られるように、通常の印刷された文字を点字に訳し、打つことをいいます。

今回の講座では、
・点字を利用する視力障がい当事者のお話
・点訳の基本ルールと実技
・ボランティア活動の心構え といった内容を学びました。
講座では、まず視力障がい当事者の方から日常の生活と点字の関わりについてお話があり、日常生活に点字が欠かせないこと、点訳をしてくれる方のおかげで書籍等を自分で選び情報を得られることへの感謝等をお話しされました。
実技の前に、まず点字のルールについて説明があり、6つの点を組み合わせて50音から数字、アルファベットまでが表現できること等の説明がありました。

実技では、自身の名前や短文・長文、数字等を点字に打ち、点字を実際打ってみると、「プツップツッ」と癖になる感触で、1日目には宿題も配られました。

【打った点字を実施に触って読んでもらいます】
受講生からは、「難しさの中に楽しさもあった」、「もっと打ちたかった」、「社会生活の中でまだまだ不自由さを改善していかないといけないと思った」といった感想もありました。

点字という小さな点に興味を持って受講していただき、おそらく一度は触ったこともある私たちにとっては何気ない小さな点が視覚障がい当事者の方にとっては大切な役割を果たしている事、そして、当事者の方々が触って分かるようになるまでの苦労や努力も感じた2日間だったのではないでしょうか。
講座にご参加・ご協力いただいた皆様ありがとうございました。
地域福祉課 ひろしま
投稿日:2025年06月25日