ボランティア このゆびとまれ 傾聴勉強会
どうも皆さん、國府田です!☻
お体の調子はどうですか?最近の岩見沢市はじっとりとした暑い空気に包まれていますね。
今回は岩見沢市ボランティアセンターに登録しているボランティア団体の「このゆびとまれ」さんが独自に行っている勉強会にお邪魔しました。

講師の方は札幌傾聴塾代表の松谷庸子さんです。

内容は傾聴の入門編で、基礎的なことを皆さんで一緒に考えたり、意見を出し合ったりしていました。松谷さんを招いての勉強会は2回目とのことです。

代表の黒田さんに今回の勉強会を開いた理由についてお伺いしたところ、「活動をする上で、対象者の方のお話し相手になるということについて難しさを感じ、専門的な技術を学びたい」と仰っていました。地域に専門知識をお持ちの方がいらっしゃるというのは誰にとっても頼もしいですね。
岩見沢市社協でも傾聴ボランティアになりたい!もしくは興味がある!という方に向けて、5月下旬から6月の上旬にかけて傾聴ボランティア講座を行いました。来年度も開催予定なので、興味のある方は是非参加してください!
このゆびとまれの皆さん、講師の松谷庸子さん、お招きいただきありがとうございました!
國府田(こうだ)
投稿日:2014年07月30日
北新町会「お一人さま安否確認声掛け運動」へ訪問!
☀こんにちは!☀
暑い日が続きますが皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
畑仕事やガーデニングの際には熱中症に気をつけてくださいね。
今回ご紹介します「お一人さま安否確認声掛け運動」は、北新町会で行っている独自の活動で、日頃の月1回の安否確認と声掛けを交え、さらに対象の方の誕生日に、手作りの昼食又は夕食を町会長、副会長、民生委員の三方でお届けし、お祝いしている運動です!
こちらが取材した時の昼食です。なんと町会長の奥様がお作りしているそうです・・・

お祝いのお昼ご飯です
メニューは赤飯とざる蕎麦+半熟卵、バナナです!
暑い時期にざるそばが美味しそうですね。私も食べたいと思いましたが対象は75歳以上の独居の方とのことです。残念。
ちなみに冬はざるそばの代わりに、あったかいえび天そばにして季節によって工夫しているそうです。

お祝い(昼食)を渡す宝利町会長(右)
ステキな和装でお出迎えして頂いた今回の対象者の方にお話をお伺いしたところ、
「今年で三回目になるが本当に嬉しくて、初めて利用した時は涙が出そうになった。他の町会の人に話すとびっくりされる」と、とても幸せそうなご様子でした。
独居高齢者を孤立させない、見守っていくことを目的にスタートした運動も、今年で五年目になり、対象者の方も20人以上おられるとのことですが、宝利会長は、「これからも活動を続けていきたい」と、今後の意気込みを語ってくれました。
社協では、本活動のような地域で特色のあるコミュニティ活動に対しても助成を行っておりますので、是非あなたの地域でも自分達の考えた福祉活動を行ってみてはいかがでしょうか?
私も地域に直接出向き、地域で行われている活動と、幸せそうな対象者のお顔を見ることができ、今後の地域福祉活動へ向けて良い刺激になりました。
北新町会の皆さん、ありがとうございました!今回の対象者の方、誕生日おめでとうございます!!
國府田(こうだ)
投稿日:2014年07月07日
「地域福祉活動スキルアップ研修会」を開催しました!
皆さんご無沙汰しております。
そしてもう1月も終わりというところですが、今更ながら明けましておめでとうございます。
ブログの更新を見るとワタクシこれが今年1発目の更新でしたね。気持ちの中ではもう更新していたつもりだったのですが。。。笑
今年もどうかよろしくお願いします。
さて、今日は先週1月24日に開催しました「地域福祉活動スキルアップ研修会」についてお伝えします。
この研修会は、ボランティア活動実践者、民生委員児童委員、保健推進員、地域ふれあい推進協議会役員、町会・自治会役員、老人クラブ役員、地域ふれあいサロン実践者など地域福祉活動を推進する上で、キーパーソンの役割を担う方々を対象に、今後の地域のあり方や地域住民同士のよりよい関係づくり等について理解を深めるとともに、今後の地域における相互協力の体制を構築するきっかけとなることを目的とした研修会です。
定員70名でそれぞれの団体に案内をさせていただいたのですが、定員を超える85名の申込み。会場である福祉センターの研修室が満席状態となりました。

今回の研修では、2つの講演を頂きました。
まず一つ目。
「今、地域に求められていること~地域主体の支えあいを目指して~」と題しまして、NPO法人シーズネット副理事長の奥田龍人先生にご講演いただきました。

NPO法人シーズネット 副理事長 奥田 龍人 先生


奥田先生には、認知症や孤立死の問題、権利擁護、高齢者の住宅問題など様々な視点から地域の現状をお話しいただき、今後の地域福祉は「リスクヘッジ」が大切であるとおっしゃっていました。リスクヘッジ、つまり、リスクを分散するために、様々なネットワーク(介護予防、孤立死防止、虐待防止、徘徊SOS、災害支援など)が重層かつ有機的に連携することが大切であるということです。
シーズネットの活動や自ら加入する町内会活動を交えたユーモア溢れるお話しに参加された方々は大きくうなずき、時には笑いありと楽しく2時間を過ごすことができたのではないかと思います。
続きまして、2つ目。
「精神障がいから見える地域社会の現状について」と題しまして、南空知地域生活支援センターりらセンター長元井昭紀先生にご講演いただきました。

南空知地域生活支援センターりら センター長 元井 昭紀 先生

元井先生には、精神障がい者の社会的入院にかかわる問題や地域生活支援センターが果たす役割などについてお話しいただきました。また、後半には、ピアサポーターとして活躍する当事者お二人と対談し、地域生活における様々な経験についてお話しくださいました。地域社会で生活していく上でこれまでに様々な経験した方からのお話しはとても重く、普段の当たり前な社会生活を改めて見つめることができたと思いますし、今後、地域で生活されている精神障がいをもつ方々とかかわる上で非常に参考になったことと思います。
研修会を終えて参加された方から「この研修会いい企画だったよ」と声かけをいただき、また、アンケートにもよかったという記述が多く、企画した側としてもやってよかったなと思いますし、私としても今回の研修会を今後の社協活動にも活かしていきたいと思いました。
【 しみず 】
投稿日:2013年01月28日