点訳ボランティア講座を開催しました
6月11・18日の2日間で点訳ボランティア講座を開催しました!
8名の方にご参加していただきました。
そもそも点訳とは、視力に障がいのある方々が点字で情報を得られるように、通常の印刷された文字を点字に訳し、打つことをいいます。
今回の講座では、
・点字を利用する視力障がい当事者のお話
・点訳の基本ルールと実技
・ボランティア活動の心構え といった内容を学びました。
講座では、まず視力障がい当事者の方から日常の生活と点字の関わりについてお話があり、日常生活に点字が欠かせないこと、点訳をしてくれる方のおかげで書籍等を自分で選び情報を得られることへの感謝等をお話しされました。
実技の前に、まず点字のルールについて説明があり、6つの点を組み合わせて50音から数字、アルファベットまでが表現できること等の説明がありました。
実技では、自身の名前や短文・長文、数字等を点字に打ち、点字を実際打ってみると、「プツップツッ」と癖になる感触で、1日目には宿題も配られました。
【打った点字を実施に触って読んでもらいます】
受講生からは、「難しさの中に楽しさもあった」、「もっと打ちたかった」、「社会生活の中でまだまだ不自由さを改善していかないといけないと思った」といった感想もありました。
点字という小さな点に興味を持って受講していただき、おそらく一度は触ったこともある私たちにとっては何気ない小さな点が視覚障がい当事者の方にとっては大切な役割を果たしている事、そして、当事者の方々が触って分かるようになるまでの苦労や努力も感じた2日間だったのではないでしょうか。
講座にご参加・ご協力いただいた皆様ありがとうございました。
地域福祉課 ひろしま
投稿日:2025年06月25日